月別アーカイブ: 2013年6月

院内掲示物

色々と院内に掲示物を載せています。

前回書いた、高齢猫さん用の食事チャート(6月12日の記事)、もその一つです。

で、そういったメインの掲示物以外にも季節に合わせながらサブの掲示物を一緒に貼っています。夏も本番になってくる、ということでサブ掲示物も夏仕様に変更です!

院内掲示物1

 

 

 

 

 

夏らしく「花火と浴衣」、「プール」、「虫取り」です。

更に、

院内掲示物2

 

 

 

 

 

彦星と織姫も掲示板を彩ってくれております。

待合室でお待ちいただいている時間にでも、是非ご覧下さい。

(おまけ)

院内掲示物5 院内掲示物4

 

 

 

 

 

クワガタとカブトシムもお出迎えしております(笑)

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「はる動物病院」| 京都府木津川市の動物病院です。
〒619-0217 京都府木津川市木津町内垣外5-2 / Tel 0774-27-2440 http://www.haruvet.com

 

 

写真コンクール

獣医師会からこんな広報紙が送られました。

写真コンクール

 

 

 

 

 

 

動物愛護写真のお知らせのようです。

正直、愛猫を飼っている身としてはちょっとこのお知らせには興味を持たざるおえません。

今まで色々と愛猫との飼い主バカの写真を撮っているのでこれで副賞の図書券を狙おうと思います!

(どんな写真を送ったかは後日また公開させてもらいます。)

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枯れないお花

先日、また開業祝のお花を頂きました。

出川さんからのお祝い

 

 

 

 

 

 

これがそのお花です。立派な鉢植えで、バラが大変綺麗に飾られています。

しかし、最初は華やかなんですが、バラって結構すぐに枯れてしまったりするのですよ。花の命は短いのです!

ところが、このお花アートフラワーというものらしく、枯れない花らしいのです!(要するに造花)これは素晴らしい!ずっと華やかに待合室を飾ってくれること受け合いです!

中本さんからのお祝い 犬

 

 

 

 

 

 

バラの中央に鎮座するワンコも良い味を出しています。

これも勿論作り物ワンコです。(←わかるっちゅうねん)

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避妊・去勢後のフード

先日、避妊・去勢の話を書きましたが、避妊・去勢後によくある話の一つに「太りやすくなる」というのがあります。

発情がなくなるわけですので、その時にかかるストレスや、それに伴う食欲の減退などがなくなりますので、それによって同じ量のご飯を与えているつもりでも太りやすくなるのでは、と言われています。

そういった所に目をつけないフード会社などないわけです。

見事に「避妊・去勢後の肥満などに対応しております」というフードが出ております!

しかし、「市販のものより高い」、「買ったは良いけれども食べないかも…」、「一回分くらいは喜んで食べても継続するのかどうか…」、と、不安になる飼い主さんもいらっしゃると思います。

そこでこんなキャンペーンを行っております!

キャンペーン中

 

 

 

 

上記のように、専用の用紙に記入して頂くことで1袋無料で差し上げる、というキャンペーンです。

避妊・去勢をこれから考える方、既に行っていて体重が徐々に増えている方、是非ご利用下さい!

ご相談だけでもかまいませんので、気楽におっしゃってください。

心臓マッサージ

最近教えていただいたんですが、有名な動画らしいですね。

※リンク先

http://www.youtube.com/watch?v=Z30CHhfLLT0

亡くなった奥さん(?)猫に対して心臓マッサージ(?)を行ったり、添い寝してみたりして非常に泣かせる動画です。

ネコちゃんが「死ぬ」という概念を理解したり、救命急処置として心臓マッサージを行っている、とはちょっと考えにくいですが、どちらにしろ、「倒れて起き上がらない相方に必死で呼びかけている」という行動なのでしょうから、旦那さん(?)猫の心情を考えるといたたまれなくなります。

我が家の猫もこの旦那さん(?)猫とほぼ同じ行動を私に仕掛けてきます。

こちらはそんな殊勝なことからくる行動ではなく、「ごはんがありませんよ、さあ早く入れなさい!」という欲望からくるものです。

えぇい!、朝くらいもうちょっと寝かせんか!

 

避妊と去勢

 

 

 

 

※仔猫さん達。可愛いですが、望まれない出産ではかわいそうです。

 

ワンちゃん・ネコちゃんの代表的な手術に避妊手術、去勢手術があります。

一番の目的は「望まない妊娠を防ぐため」というものです。

しかし、それに付随してこの手術を私達が勧める理由があります。

それはホルモンが原因とされる疾患の予防が可能な点にあります。

具体的に言うと、

<女の子の場合>

・乳腺腫瘍の予防(ただし、手術前に発情を経験している場合、予防の確率は下がる)

・卵巣、子宮疾患の予防

<男の子の場合>

・会陰ヘルニア、肛門周囲の腫瘍の予防

・精巣に関する腫瘍の予防

・前立腺疾患の予防

といったものがあります。

<女の子の場合>でも触れているように、発情を何度か繰り返していると効果が薄れる場合もありますので、基本的に早期の手術を勧めさせてもらっています。

で、あんまり語られませんが、デメリットもあります。

最大のデメリットは「麻酔時の事故」です。

100%安全な麻酔というのは存在しません。なので、全身麻酔に付随する麻酔事故のリスクがどうしても伴ってしまいます。

更に、こちらはマイナーですが、ホルモンバランスが崩れることで尿失禁を起こすコがたまにいます。

デメリットも挙げてみましたが、将来的な不安の除去の観点からは、手術を行うメリットがあると考えています。

「健康なコにメスを入れるのはちょっと…」、と考えられる飼い主さんもいらっしゃるかと思いますのが、将来的な疾患の予防のためにも一度考えてみられてはいかがでしょうか?

 

妊婦とネコちゃん

私はネコちゃんを飼っておるのですが、

猫飼いの方では一度は直面するであろう問題に、「トキソプラズマ症」があります。

トキソプラズマ

 

 

 

 

 

こんなのが寄生するわけです。

ネコちゃんから人に行く寄生虫による疾患なのですが、人はトキソプラズマに対する感受性が低いので重い症状を伴う症例は比較的少ないようです。

しかし、トキソプラズマが日々不安に陥れいている問題はそこではない!

妊婦さんが感染してしまうと胎児に奇形が起こるかもしれないところにあるのです!!

このトキソプラズマは「ネコちゃんの糞から排泄される」、「ネコちゃんに寄生する」という部分から「猫=トキソプラズマの元凶」という図式が出来上がっていると思われます。

しかし、ネコちゃんは常にこのトキソプラズマを排泄しているわけではないです。

①オーシストを排泄している猫は2%以下である。

②オーシスト排泄期間は最長15日間である。

③トキソプラズマは基本的に経口で感染が成立する。

※オーシスト=環境中にあるトキソプラズマの卵のようなもの

ということから、座敷猫さんで長年飼っているのであれば、ほとんどネコちゃんからトキソプラズマをもらうことは無いのではないかと思います。

しかし、外に行っているネコちゃんはちょっと注意が必要です。

何が言いたいかというと、家屋100%でネコちゃんは飼う方が良いのかな、と思っている今日この頃です。

仕事中

 

 

 

 

※カバンを毛だらけにする仕事に没頭中の我が家のネコちゃん

暑い!

暑い

 

 

 

 

本日の気温33℃!

ちなみに、1時頃の気温計で、一番暑い最中の2時頃にはキチンと(キチンと?)34℃まで上がっておりました。

更に因みに、夜の8時頃でも28℃ありました。

こうなると心配なのが熱中症。人でも昼間の農作業でおじいちゃんとかが亡くなっておりますけれども、ワンちゃん達も例外ではありません。

車中の閉じ込めやリードにお庭に繋ぎっぱなし、というのも熱中症の原因になりますが、この炎天下ではお散歩中も油断は出来ない環境です。飼い主さん、ご注意を!

上からは太陽の直射日光、下からは地面からの輻射熱。

この炎天下にお散歩するのはワンちゃんにとっては両面焼きにされているようなものです!

お散歩は日が落ちてから or 太陽が昇って間もない気温が上がっていない早朝 をオススメします。

後は、水分補給もしっかり行ってあげてください。

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ご飯が美味しい

実は、自分はフードに偏見をもっておりまして。

「病院療法食は栄養面や治療面には良くてもあんまり美味しいものではないんじゃないか?」

というものです。

動物病院に勤めていると、入院中にご飯を食べないワンちゃん・ネコちゃんによく遭遇します。

ストレスや実際に調子が悪くて食べられないのが大半でしょうが、療法食から一般食に変えると食べだしたり、といった場面にも遭遇していた経験からそういった偏見が生まれたのではないかな、と思います。

そんな中、療法食メーカーHill’sさんがこんなポスターを持ってきてくれました。

ご飯が美味しい

 

 

 

 

 

 

なんと美味しそうな顔したネコちゃん!その顔にメロメロです。

「そうは言うても療法食でしょう?」とも思っておりました。

しかし、偏見ばっかりでもイカンので、我が家のネコさんでちょっとお試してみました。

ちょいと上のコのおしっこの調子が悪いので丁度良かった。

そこでc/dを食べさせ始めたのですが、

これが、毎日完食!!

今まで市販のご飯は食べてはいたのですが、結構残したりが多かったのです。

それがキレイに完食!!これにはちょっと偏見を改めないといけないのかもしれない(汗)

妻にも「ポリポリ音させてるのは前のご飯ではあんまり聞かなかったのに!」と驚かれるほどです。

小粒で食べやすいというのもあるのでしょうが、これはちょっと偏見を改めないといけないかもしれない(汗)(大事なことなので二回言いました)

 

 

 

おじいちゃん、おばあちゃん

猫では34年2か月4時間

犬では29年193日

これはギネスブックに載っているワンちゃんニャンちゃんの最高齢の記録らしいです。

ここまではいかなくても、やはり犬・猫業界にも高齢化の波が押し寄せてきています。

そんな中、「いつまでも少しでも若く!」というモットーの中、作られたかどうかは知りませんが、

高齢猫さん向けの食事が充実してきています。

それがこれ。

エイジングケア いろいろ

 

 

 

 

…4種類も出ています。

「おいおい、そんなにあっちゃ、うちの可愛いミィちゃん(仮)に何を食べさせたらいいか分からんじゃないか!!」

と思われる方もいらっしゃるかと思います。かくいう私がそうでした。

それで、こんなものもあります。

エイジングケア フローチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の猫はどれに当てはまるかを見る簡易フローチャートです。

院内に掲示させてもらっているので、気になる飼い主さんは是非チェックしてみてください。

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