私はネコちゃんを飼っておるのですが、
猫飼いの方では一度は直面するであろう問題に、「トキソプラズマ症」があります。
こんなのが寄生するわけです。
ネコちゃんから人に行く寄生虫による疾患なのですが、人はトキソプラズマに対する感受性が低いので重い症状を伴う症例は比較的少ないようです。
しかし、トキソプラズマが日々不安に陥れいている問題はそこではない!
妊婦さんが感染してしまうと胎児に奇形が起こるかもしれないところにあるのです!!
このトキソプラズマは「ネコちゃんの糞から排泄される」、「ネコちゃんに寄生する」という部分から「猫=トキソプラズマの元凶」という図式が出来上がっていると思われます。
しかし、ネコちゃんは常にこのトキソプラズマを排泄しているわけではないです。
①オーシストを排泄している猫は2%以下である。
②オーシスト排泄期間は最長15日間である。
③トキソプラズマは基本的に経口で感染が成立する。
※オーシスト=環境中にあるトキソプラズマの卵のようなもの
ということから、座敷猫さんで長年飼っているのであれば、ほとんどネコちゃんからトキソプラズマをもらうことは無いのではないかと思います。
しかし、外に行っているネコちゃんはちょっと注意が必要です。
何が言いたいかというと、家屋100%でネコちゃんは飼う方が良いのかな、と思っている今日この頃です。
※カバンを毛だらけにする仕事に没頭中の我が家のネコちゃん